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『空気』を読め

東条英機
 ノースショアのサーファー少女つかりんが、日本に戻ってお年頃(反抗期ともいう) になって、人間関係で苦労しているようです。
 アメリカ(ハワイ) 育ちのつかりんを悩ませているのが、日本固有の 『空気』 というものだと、アメリカ育ちじゃないのに 『空気』 を読めないわたしには分かります。

 つかりんを悩ませている 『空気』 とは、何なのでしょうか。
 今日もまた 『空気』 を読まないで、「おばちゃんの主張」 を繰り広げます。

 山本七平氏が、「『空気』 の研究」 という本の中で、日本社会・日本文化・日本人の行動様式を 『空気』 という概念を用いて分析しています。

 『空気』 は、日本人の間にのみ存在し、絶対的な支配力をもつ 「判断の基準」 で、ことごとく日本人を拘束してる。 それに抵抗する者(「水を差す者」) は、異端として社会的に抹殺するほどの力をもつ超能力である。
 『空気』 は、客観的情勢の論理的検討の下に判断されたものではないが、そのことを指摘することは、日本人であることを放棄するほどの恐ろしいことであるという。

 (正直な話、わたしは 「『空気』 の研究」 を途中で放り出したままです。 ここからは 自分の考えで書いていきます)
 会社の会議でも、『空気』 やら 「根回し」 やらで、会議をやる前からなんとなく結論は決まっていて、さらに、会議での 『空気』 を決めた事前の打ち合わせもまた、 『空気』 によって決定されていて、結局、いつどこで誰が決めたのかさっぱり分からない。
 いつの間にか 『空気』 が出来上がり、最終決定まで 『空気』 によって運ばれる。
 日本の村社会の伝統は全員一致であるが、それは 『空気』 によってこそ可能であり、村社会の伝統は、現代の国家レベルの会議でも生きている。
 そして、その決定は、 『空気』 に守られながら 粛々と実行に移される。

 しかし、後日、責任」 問題が生じて、検証しようとしても、誰がそれを主張したのか、そして、誰が 「責任」 を取るのか まったく明らかに出来ない。
 『空気』 は まさに 『空気』 であって、目に見えないし、その場限りで霧散して、証拠は何も残っていない。 『空気』 を作り出した者、操作している者が誰かすら よく分からない。

 『空気』 で物事を決定し、都合が悪い事態となれば 「責任」 の所在をうやむやに出来るという、責任」 の苦手な日本人が生み出した便法が 『空気』 、『空気を読む』なのです。

 それは、会社の会議どころか、太平洋戦争ですら、開戦の 『空気』 によって始められたようなものです。
 そして、いつどこで誰がどのような経緯で開戦を決めたのかが さっぱり分からないのをいいことに、我が国は 太平洋戦争の「責任」 を明らかにせず (できず)、よって、反省のしようもなく、うやむやなままに 六十余年を過ごしてきました。
 そして 今また、 『空気』 によってなにか事を起こそうとする 『空気』 が感じられます。

 沖縄戦での民間人の集団自決もまた、同じ構造です。
 命令書という書類が残っていなくても、言葉になった正規の 「命令(order)」 がなかったとしても、日本には、 『空気』 という 言葉に発せられない強い 「命令」 が存在するのです。
 陸軍少尉であった山本七平氏は、これを 「軍人的断言法」 と表現し (正確には 『空気』 を作る方法かな)、日本軍の指揮系統の大きな特徴であったとする。
 後に検証しても 絶対に 「命令(order)」 ではないのに、実際には 命令に等しい強い拘束力をもつものが存在し、発令者は 「責任」 を一切負うことなしに 人を拘束し、ときには 死をも強制できると説明する。

 身近なところで、サービス残業だって、命令書もなければ、言葉になった正規の 「命令」 もない。 しかし、「残業代は出なくても、自発的に残業しているのだね。」 と言われて、あなたは納得できるだろうか。

 集団自決を、現実に強制があったにも関わらず、命令書が残っていないからと否定することが どれほど理不尽かは、サービス残業など身近な問題に置き換えてみれば、よく分かるでしょう。
 さらに卑怯なのは、逃れようのない強制の 『空気』 を作り出しておきながら、口では 反対のことを言う者がいること。  「お子さんが待っているだろうから 早く帰ってあげなさいよ。」 って。
 沖縄の集団自決でも 「あなた達は 長生きしなさい。」 と言った隊長がいたとかいなかったとか。

 一方、これは、 『空気』 を利用する側の者にとっては、たいへん都合がいいことです。
 『空気』 をもって強制的に物事を進めながら、証拠は残らないから 「責任」 を追求されることもない。 口では反対のことを言っておけば、都合のいい証拠もできて完璧。
 さらに 「タブー」 という さらに特殊な 『空気』 で自身の地位を確保できれば、子々孫々まで安泰です。
 最近も 「KY」 ( 「『空気』 を読めない」 の意) なんてのが流行語になったりして、社会全体を 『空気』 で動かそうとする者がいる気配を ひしひしと感じます。

 『空気』 に支配されるというのは、とても怖いことですよ。

 とまれ 『空気』 を読まない 「KY」 な行き方がかっこいいと思うわたしですが、日本に暮らす限り、 『空気』 を読んで済ませばいいことは、 『空気』 を読んで受け流して行くのも生きる道かな。 日本という国は 古来より 『空気』 で出来上がっているのは、否定できないのだからね。
 そして、とんがるべきところは しっかりとんがれ。
 がんばれ、つかりん。 応援してるよ。
ホット・スクランブル
 「外交は、軍事力の後ろ盾があってこそ 交渉を有利にできる。」 とのご意見をいただきました。
 官房機密費をもらっていたジィさんをテレビで見たんでしょうか。
 しかし、それは、しっかりした政治体制と したたかな外交力をもった国の話です。
 弱い政治で 外交力もない国が 軍事力を持ったら、結果は とても悲惨です。 
 そのよい例が、大日本帝国の末路であり、北朝鮮のあわれな姿です。

 我が日本が、強い政治と外交力の国なのかどうなのか。
 もし、外交力に乏しいから 軍事力で補えという話であるならば、本末転倒も甚だしいことです。

 なにより あのじぃさんの本性は社会主義者ですよ。

ゆんたく ふぃんたく
 原発事故にからむ節電の影響なのか、夏が終わったとたんにパソコンが壊れたという知人が多い。 サイバーテロや放射線の影響ってことはないよね?

 パソコンの大敵は熱です。
 とくにノートパソコンの場合、狭い筐体の中にぎっしりと詰め込まれていて、 『空気』 の通り道が少ないので 熱がこもりやすいのです。
 ノートパソコンを持ち上げてみてください。 机が熱くなっていませんか。
 100円ショップで 脚の付いた金網を買ってきて、机からノートパソコンを浮かせてあげるだけでも 熱の排気がスムーズになって寿命が延びます (脚付き金網がなければ 工夫して代替)。 排気口の掃除も。

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★ From よしこ

いつもとても勉強になります。

目に見えない空気は無抵抗な人にとっては絶対服従の圧力でしかないんですよね…

語り継がれる機会が少ない自決の話は本当に辛く悔しい話です。

今回沖縄で不起訴になった死亡事故が起訴されるようになり良かったです。

私もたくさんの人数に沿って働いたり動いたりするのは苦手なので
社会の中でも空気を読めないタイプだと思います
σ( ̄∇ ̄;)

でも自分が納得する生き方を見つけられたら
それでいいんだと思う事にしてます(笑)

なんだか急に寒くなりましたが
Makaniさんお変わりないですか?

おかげ様でうちも無事3歳になり
月曜日にやっと七五三詣りに行きます☆

2011.11.25.Fri / 17:49 / [ 訂正 ] / PAGE TOP△
★ From Makani

>よしこさん
七五三おめでとうございます。

女の子だからお化粧もするのかな。
かわいいだろうねぇ。

沖縄の自民党時代とは違って
県民の力が形になって現れるようになりましたね。
あきらめの『空気』が薄くなってきただけでも
沖縄は変わったなって思います。

2011.11.26.Sat / 08:24 / [ 訂正 ] / PAGE TOP△
★ From つかりん

空気。。。。ホントに苦労しますよね!

学校とか、集団行動が苦手で、連帯責任っていにあるのかって疑問を抱いています。
先生とかってホント薄っぺらな人が多いから、いやだな。

2011.11.26.Sat / 11:35 / [ 訂正 ] / PAGE TOP△
★ From Makani

>つかりん
そうだね。
『連帯責任』も日本独特だね。

体育の時間に「右にならえ」とか集団行進を
何度も練習させられるのもそう。
刑務所に入ると最初に同じ練習するんだよ。

とくに英語の先生には気をつけなよ。
間違いなくつかりんの方が英語能力高いから
それを生徒のみんなに分かったら
先生がつかりんを攻撃してくるよ。
先生にも立場ってものがあるから尊重しておきなよ。

中学を終える(シャバに出る)までは、
そういうものだと思って耐えるべし。
どの時代のどこの中学だって同じ。
Makaniも誰もが通ってきた道なのだよ。
それなら楽しんだ方が得だと頭を切り替えて。

数学は、分からなくなったところまで(1年生のだろうと)
戻って、そこからやり直すのが成績を上げる一番の近道。

2011.11.26.Sat / 17:13 / [ 訂正 ] / PAGE TOP△
★ From Makani

>メールの匿名様
ありがとうございます。
メール返信できないので、こちらで返事をさせてください。

沖縄の集団自決で「長生きしなさい」の隊長の解釈は
うがった見方、ひねくれた見方かもしれません。

しかし、そういう解釈も無理なく可能ですよね。
さらには、それが日本軍の指揮系統の大きな特徴であり、
上官は、その訓練も受けて育成されてきたわけですから、
むしろ、この解釈こそが『正論』といえなくもないかと。

そういう解釈は、『正論』ではないというならば、
それこそ、証拠をもって否定してもらわなければと思います。

『正論』は、証拠や理由付けを免除する魔法の言葉じゃありませんよ。

2011.12.02.Fri / 21:27 / [ 訂正 ] / PAGE TOP△
★ From mino montana

う〜ん・・・
沖縄の件については、読みかけの『空気の研究』を最後まで、
それと山本七平の他の著書も読んでみてください。基本的に山本さんんは曾野綾子さんなどと同意見のようですよ。

2013.01.27.Sun / 22:08 / [ 訂正 ] / PAGE TOP△
★ From Makani

>mino montanaさん
ありがとうございます。

読みきっていないので、中途半端に取り入れて
自分の意見の中に取り込んでしまっています。

他人に開陳するときは、
もっと勉強するようにします。

『空気の研究』を最後まで・・・ですか。ははは

2013.01.28.Mon / 07:08 / [ 訂正 ] / PAGE TOP△
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